群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

ディサースリアって何だ?

先日「日本ディサースリア学術大会学術大会」という学会が東京で行われました。当院からも3名参加し最新のリハビリの成果や研究結果を聴講してきました。
(学術大会の詳細は後日ブログにのせる予定です。)

「ディサースリア」って何だ?と思う方が多いと思いますので、簡単に説明させて頂きます。
 
人間は、呼吸器官、鼻、唇、舌、頬、顎などを使い発声したり、言葉を言ったりします。ところが、神経や筋肉の病気が原因で言葉を言う際に使う機能に運動障害が起こってしまう事があります。運動機能の障害により、うまく話せなくなってしまうことがあります。この症状を「ディサースリア」と言います。当院にもディサースリアの症状がある患者さんがいます。少しでも上手に話せるようになるための検査、訓練を言語聴覚士が行います。
 
ディサースリアが疑われる患者さんは、「標準ディサースリア検査」という検査を行います。


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写真にあるような道具を使用し、呼吸、鼻、唇、舌、顎の機能など細かく調べさせて頂きます。


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検査結果はこのように出ます。患者さんにより得意な面、不得意な面を知り結果に基づいた訓練を実施します。
 
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 このように、呪文の様な言葉(ただ音が羅列してあるわけではなく、口や舌をより沢山動かして言うように工夫して言葉が羅列してあるのです)を言って頂き1音・1音をはっきり言う練習をしたり、
 
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 早口言葉を言って呂律の回りにくさを改善したり…など、患者さんによって様々な方法があります。
ことばが上手く言えず、聞き手に訴えが伝わらない!と困っている患者さんがたくさんいます。そうした患者さんをリハビリでの改善によって助けるのも言語聴覚士の重要な役割の1つです。
                                ST真庭