群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

「肩腱板断裂術後のリハビリ」

 当院では肩腱板断裂術後のリハビリを目的に入院されている患者さんがいらっしゃいます。


 まず、腱板とは・・・

 正式には「回旋筋腱板」といって棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つの筋のことを指します。その中でも特に棘上筋が傷つきやすいといわれています。

 

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リハビリのおおまかな流れとしては、

①術後6週間:他動運動期(スリング装着する時期、自力では動かしてはいけない)

②術後8週間:自動介助運動期(スリングを外して日常生活を過ごす時期、当院では自力で着替えができれば院内の大浴場での入浴が可能になる、リハビリでは支えがある状態で腕を動かす)

③術後10週間:自動運動期(支えなしで自力で動かして良い時期)

④術後12週間:抵抗運動期(負荷をかけた状態で腕の運動を行う時期、当院ではプールでの腕の運動を行う場合もある)

 

このような4段階の治療過程で進んでいきます。

 基本的には手術を行った病院の主治医の指示内容に基づいて治療をしていきますので、断裂の大きさ・痛みの程度・しびれやむくみの有無により、時期やリハビリ内容には関しては患者さん毎に違いがあります。

 また最近では手術病院によって対応が異なる場合があるため、個々に対応させて頂いています。

 

 

 今回は私が担当させて頂いた腱板断裂術後の患者さんの紹介をします。

 腱板断裂の術後、3週目に当院に入院された方です。

 自営で飲食店を経営され、職場復帰を目標にリハビリを行っていました。

 

外傷での大断裂のため、入院期間は約4ヶ月かかりました・・・が!!

現在はお店を再開され、調理・接客・清掃等全て1人でこなしています。

先月お店にお邪魔して食事を頂いてきました。

 

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 薬膳あんかけ焼きそばのお店です。中華鍋や大きいお玉・お皿など、手術をした右腕を使って調理されていました。

 退院前に調理場面を想定して動作練習なども行いましたが、実物の道具はイメージより重そうでした・・・。

 そんな中でも素早い動きで、華麗に作って下さいました。


 薬膳と聞くと食べにくいのかなぁと思ったら、全然くせがなく食べやすくて美味しい!! 

 今回のブログ取材も快く引き受けて下さいました。ありがとうございました。


 安中に出掛けた際は是非寄ってみて下さい。

 

紹介:薬膳あんかけ焼きそば 富ちゃん

   群馬県安中市大竹1243-1

 

                担当記者:PT高橋友紀子