震災から6年近く経ち交通網の復旧や復興市場など段々と変化もみられてきましたが、少し中心地を外れると瓦礫が残っていたり更地が広がっていたりと現地に行くことで改めて被害の大きさを感じました。
仮設住宅に入居出来ても生活環境が大きく変わってしまうため、今までの人との交流や地域との繋がりを0から作り上げて行く必要があり、中には孤立してしまう人達も出てきている現状です。
実際にボランティアで参加し、仮設住宅や施設を回り運動指導等を行いましたが、集まりの場があり顔の見える連携が図れる重要性を改めて実感いたしました。なかなか変わらない現状の中で、自助や互助の強化していく事、その中で作業療法士として関われることはまだまだあるように思います。
自分の地域への考え方を大きく変える機会を頂けたことと、現地の皆様の努力やあたたかさに触れて逆に励まされました。まだまだ解決されていないことがたくさんある事と色んな人達の力が必要とされている事を多くの人に知って頂きたいです。
写真は南三陸さんさん商店街にお邪魔してきました。
海の幸や地元の特産品など色々なお店とお客さんもおり、活気のある雰囲気となっておりました(人は写せなかったので写真は寂しい感じですが・・・)。
東北に行った際は是非お立ち寄り下さい。
担当記者:OT山口