日本老年学的評価研究プロジェクトから
以前、ご紹介しているものです。
小学校区ごとに分け、スポーツ組織への参加率と過去一年間の転倒について調査をしました。
地域のスポーツ組織への参加割合が高い地域ほど、前期高齢者の転倒率は低い傾向にありました。
運動の継続は大切です。
また、高齢者の趣味のグループに参加割合が高いほど、その地域のうつ傾向の平均値が低いという相関があるとのこと。
運動ではなくても、仲間との交流というのは精神的にも良いそうです。
昔からいわれることかもしれませんが、大きなデータが導き出すと説得力があります。
友人同士のつきあいも大事ですね。
さらに、ボランティアグループなどの参加割合が高い地域は、認知症リスクが少ないとのこと。
これも運動には限らず、ボランティア、老人会や宗教団体、町内会なども含みます。
正月最後にいうことではないかもしれませんが、行事は大事にした方が良いのかもしれませんね。
情けは人の為ならず。自分のためでもあるようです。
記事:部長さかもと