今日も疫学的なお話しを一つ。
脳卒中死亡率で都道府県を並べると、我が群馬県は10番台に男女とも入ります。
だから当然脳卒中にはならないよう予防することがとても大切です。
また、脳卒中になることで麻痺が起きればそれで終わりと言うことでは無く、発症後少しずつ、死亡する割合が増え、一人で身の回りのことができる割合が減ってきます。
従って、リハビリで入院している期間で、身体能力をできるだけ高め、自ら行えることを増やし、それを退院後の生活で活用できるようにしておく必要があります。
また、生活習慣を改善して再発やフレイルに陥ることのないようしておくことで、生活機能が徐々に低下していくことも防ぐことができると考えています。
このようなことや生活も患者さんと一緒に考えられるセラピストでありたいと思います。