インフルエンザ等の感染が気になる季節となってきました。
感染の原因の一つに、手に付着した病原微生物やウイルスが物品に付着し、そこからまた手を介して鼻や口、目から体内に入ることが挙げられます。
手すり、ドアノブなどを介して手から手へと拡がり、感染拡大のきっかけとなります。
当院でも定期的手洗い研修会を行っており、感染予防につとめています。
手洗いは、「日常手洗い」「衛生手洗い」「手術時手洗い」の3つに分けられ、目的に合わせて使い分けられています。
ここでは「日常手洗い」を紹介します。
日常手洗い
食事前やトイレの後など日常的な行動に伴った手洗い方法で、石けんと流水を使用して汚れや通過菌の一部を除去します。
正しく手洗いするには30秒ほどかかります。砂時計やタイマーを用いて実践してみましょう。
手洗いが不十分になりやすい部分
親指や指先、指の間など不十分だとされます。
基本的なことですが、感染対策としては一番効果があるといわれます。
これからの季節、手洗いを十分に行い風邪などをひかないように心がけたいものです。
担当記者 PT杉田