これまで手洗い、咳エチケット、マスクの付け方等
感染に関することを書いてきましたが…
今回はST室の感染対策について紹介したいと思います。
嚥下障害の方は口腔内が痰や舌苔で汚れてしまっていることがあります。
(舌苔とは舌面に付着・堆積したタンパク質の汚れです。)
特に口から食べていない方の口腔内は乾燥し汚れていることが多く、
保湿剤を塗る→拭き取る→ブラッシングを繰り返し行う事が多く、その時
感染予防のために写真(左)のようなゴーグルをつけます。
(皆さんもご存じの通りとコロナウイルスは目の粘膜からも
感染することが分かっています。)
また、口の形を患者さんに見せて練習をしたい場合には、写真(右)の様な
フェイスシールドを装着します。
コロナが流行する前は当たり前に出来ていた練習も、
今は制限があり出来ない事もありますが、ST室では
患者さんの症状改善のための工夫を行っています。
記事担当:ST田村