群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

全員がマスク着用してリハビリを行います

 当院では11月1日から職員のマスク着用を義務づけます。
 
 “挨拶をするのにマスクしたままとは何事だ!”というお叱りを受けたこともありますが、マスクを外して挨拶をしては、感染対策に全く意味がなくなってしまいますので、ご容赦ください。
 
 ここで根拠を・・・
 
 マスク着用と非着用でインフルエンザ感染率を比較した、ランダム化比較試験は日本にありませんが、2008年の小児感染症学会で報告された“マスクに一定のインフルエンザ予防効果を確認”というものがあります。

 東京都のある小学校に通う1~6年生で保護者に同意を得た254人を対象に、マスク着用グループ161人と、非着用グループ93人に分け検証をしました。

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 発症率をマスク着用と非着用で比較すると、マスク着用グループ1.9%に対し、非着用グループは10.8%でした。


 マスクの着用により、インフルエンザ感染発症率は0.17倍になったそうですが、マスク着用をしている家庭では日頃から衛生に注意を払う家庭であることが多く、手洗いや人混みへ行かせないなどの気を遣うことも考えられる為、家庭における衛生意識の差による可能性もあるとしていますが、厚労省もマスクには一定の効果を認めており、マスク着用がインフルエンザ罹患リスクを下げる効果があると考えられます。
 
 手洗いの励行と合わせて感染防止対策が有効になると思いますが、インフルエンザに罹ってしまうとリハビリもできなくなり、進捗が遅れてしまうので、予防には万全を期したいと思います。