群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

リハビリテーションの流れ

 最近の医療保健と介護保険の流れは複雑でわかりにくいことが多いようです。
そこで簡単に解説したいと思います。

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病気になる前には予防として生活習慣病と転倒予防、健康増進などを各法律に基づき市町村や包括支援センターで実施しています。

脳卒中や骨折などの病気になった後が医療保険の出番です。

救命のため急性期の病院に入院して、1ヶ月以内程度の治療とともにリハビリテーションを実施します。

その後、発症後1~2ヶ月程度で回復期リハビリテーション病棟に移り、1日最大の3時間のリハビリテーションを施行した後、自宅復帰や施設入所します。ここからが介護保険の出番です。自宅から通所リハビリや自宅で訪問リハビリを実施し、実際の生活でどうしたら良いかも検討していきます。

しかしここで注意が必要です。介護保険のリハビリを実施してしまうと回復期の入院リハビリテーションは実施できません。従って赤い矢印は実際には存在しません。
「救急病院から退院して家に帰ったんだけど、回復期リハ病院には入院できないの?」という問い合わせを時々いただきますが、肺炎や怪我をしたという新たな発症が特定できない場合は、残念ながらお受けできません。

リハビリテーション前置という考え方があります。介護保険を利用する前に回復期リハビリテーションを行ってから自宅へという流れもあることをご承知おきください。また、救急病院を退院して自宅へ帰られる場合は「日常生活に不便はないか?、仕事復帰できるのか?、リハビリにやり残しはないか?」を確認することは必要でしょう。

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最近の医療保険介護保険は在宅復帰至上主義です。
すべての矢印の課程で、自宅復帰率という結果が求められます。
しかし急性期病院の場合は、回復期リハ病棟に退院しても在宅と同じ扱いになります。ご迷惑はかかりませんので、安心してソーシャルワーカー等にご相談ください。

追伸:回復期リハ病棟は発症2ヶ月以内、整形疾患では膝より上の荷重関節障害が適用です。ご相談ください。