群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

【冷え症でお悩みの方へ】

みなさんこんにちは。

 

本格的な冬が近づいており、中之条は朝晩マイナスの数値を示すほどの気温となりました。

 

みなさん、寒さ対策はいかがでしょうか?

 

私はかなり前から冷え症に悩んでいます。対策としてあたたかいものを摂るようにする、湯船に浸かる、足元から温めるために厚い靴下を履くなどしています。

元々低体温だったのですが、これらを継続してから体温が少しばかり高くなりました。

 

同じように冷え症でお悩みの方、多いのではないでしょうか?

 

良い機会なので私もきちんと調べてみたいと思い、今回は冷え症についての対策や予防などお話させていただこうと思います。

 

まず冷え症には4つのタイプがあります。

                         

1  手先足先が冷える四肢末端型

2  腰から下が冷える下半身型

3  お腹が冷える内蔵型

4  全身が冷える全身型

 

原因として、自律神経の乱れ、皮膚感覚の乱れ、血液循環の悪化、筋肉量が少ない、女性ホルモンの乱れなどがあるようです。

 

冷えを予防するためには主に以下の方法があります。

冷え症にお悩みの方、ぜひご自分に合う方法を試してみて下さいね。

 

 

1  身体の内側から温め、血行をよくし自律神経を機能させる

   アーモンド・卵黄・柑橘類・緑黄色野菜・豚肉・大豆・魚などを摂る

2  生活習慣の改善

  ◯入浴の仕方を変える

    熱い湯にさっと入るのではなく38~40°くらいのぬるま湯にゆっくり浸かる。

  ◯頭寒足熱を心掛ける

     下半身を厚着にし、上半身は首回り以外比較的薄着にする。

     暖房より下半身があたたまる床暖房やこたつの方が理想的。

  ◯1日のはじまりにコップ一杯の水

    起きたらすぐに「常温水」の水を飲む。

    体温よりも低い程度の水を飲むことで、身体を冷やさずに済む。    

3  筋肉量をアップさせる

   1日30分以上歩く

   脚には全身の7割ほどの筋肉があるため、下半身を動かすストレッチや

   スクワット運動などが効果的。

 

冷え症と聞くと、女性に多いイメージがありますが、男性も遺伝・加齢、生活習慣の乱れ、胃腸虚弱、自律神経の乱れ、筋力の低下、脂肪の増加が要因となり、冷え症となる可能性は十分にあります。

 

適切な対策や予防をし、みんなで冬を乗り越えましょう!

 

                               PT室 かじわら