はじめまして、こんにちは!
今年度から群馬リハビリテーション病院に入職いたしました新人理学療法士の中村です。
今回初めてブログを書かせて頂く事となりました。よろしくお願いします!
今回のテーマは姿勢についてです。
なぜこのテーマを取り上げようと思ったかといいますと、患者さんとのお話の中で「姿勢良く歩きたいんだ」や他の方が歩いているところを見て「あの人は姿勢がいいな~」といった言葉をよく耳にしたからです。
まず良い姿勢とはどういったものなのでしょうか?
これは耳、肩、骨盤、膝、くるぶしが一直線になるような姿勢が一般的に良い姿勢と言われます(横から見てください)。
自分でチェックする方法としては、背を壁に向けて立ち、頭、肩、殿部、踵がしっかりと壁に付くかを確認します。この時に壁と背中(腰辺り)は付きすぎず離れすぎずで、手のひらが入るくらいが目安となります。
このような良い姿勢を取ることによってどんな良いことがあるかを調べてみました。
①基礎代謝が上がる
姿勢を良くすることによって胸郭が開きやすくなり、呼吸しやすくなります。
そのため消費カロリーも増え基礎代謝が上がります。
また呼吸をしやすくなることによって副交感神経が働き身体がリラックスした状態になるといった効果もあります。
②身体の痛みを予防
不良姿勢では膝や腰への負担がどうしても大きくなります。
良い姿勢を取ることによって関節や筋肉への負担を減らすことができ、痛みや障害を予防することができるといえます。関節の動かしやすさも姿勢によって変化します。
猫背の状態と背筋を伸ばした上体では腕の上がりやすさも変わってきます。
③精神的要素を反映することができる
良い姿勢をとることによって自信や喜びなどの感情を表すことができるといわれています。反対に屈曲した姿勢はネガティブな印象を与えてしまいます。
なにより姿勢が良いと美しく見えて、見ていて気持ちがいいですよね!
このように姿勢を良くすることには沢山のメリットがあります。
私も気を抜くとすぐに猫背になってしまうので、しっかりと姿勢を正して生活出来るように日頃から心掛けていこうと思います!
記事担当:PT中村