群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

「50音の音の高さの違いについて」

 音には様々な高さがあります。大太鼓のようなお腹に響く低い音、蚊の羽音のような高い音・・・

 

       

 

私達が話す言葉は50音の様々な音が組み合わさってできています。そのそれぞれの音の高さは違うのです。

下の図は年代による聴力の低下と、各音の周波数(音の高さ)の表です。表の線よりも上に書かれている音は聞こえにくくなります。加齢とともに高音の聴力が低下し聞こえにくい音が増えてきます。

 

 

 聞こえにくい音は似ている他の音として聞き取ってしまうことがあるため、聴力が低下すると言葉の聞き間違えが増えてくるのです。

 

 

 聞き間違えが増えると会話が楽しくなくなり、会話の機会が減ってしまうかもしれません。人との会話は脳の働きを保つために重要です。「最近、人の話が聞き取りにくくなったな?」と思う方は、ご自分の聴力に合う補聴器を使用し、いくつになっても会話を楽しめるといいですね。

                              記事担当:ST茂木