年齢を重ねるにつれて、徐々に耳が遠くなる方が多くなってくると思います。年齢と共に耳が遠くなる難聴を老人性難聴と言います。原因としては、耳の中にあるカタツムリの様な蝸牛という中にある、音を伝える働きをする有毛細胞が減少していくことで耳が遠くなるそうです。男性でいう髪の毛が薄くなっていくのと同じようなものだと思います。難聴の程度によると思いますが、重度の難聴の方であれば、スムーズな会話が難しくなると思います。その影響で、話す人が減ったり、誰とも話さなくなったりして、会話頻度が減少していく事があります。
その結果、認知機能の低下やひきこもり等に繋がる恐れがあります。
今日は、難聴の方への声かけ方法についてご紹介します。
①ゆっくり、はっきり、区切って話す
②口元をみせて話す(今はコロナの影響もあるのでおすすめしません)
③うるさくないような静かな場所で話す
④伝わらないときは言い回しを変える
⑤必要以上に大きな声で話さない
⑥ホワイトボードや紙に書いて伝える
人によって、声かけ方法が変わってくると思いますが、①~⑥までの方法を活用しながら、身近な難聴の方と接すると大変喜ばれると思います。私も、難聴の方と接する機会が多いので、上の方法を活用したり、ホワイトボードや紙を活用したりする様にしています。
記事担当:ST西澤