回復期リハ病棟で行ったリハビリの結果、ADLがどのくらい短期間で改善したかを示す指数である実績指数。
回復期リハ病棟入院料1を維持していくためには、40という高い目標が設定されています。
ただ、この数字は高ければ良いというものではなく、ある程度の数値であれば良いと考えています。なぜなら、ADLの改善途中で退院を決めて、自宅退院にしてしまえば、この数値はぐんぐん伸びます。こうすれば実績指数60,70というのも目にすることができるでしょう。
当院はどうすれば在宅へのソフトランディングを果たせるか模索します。歩けるようになったからといって即退院とはしません。
自宅復帰が出来る環境にあるのか、しっかり吟味して、地域の医療従事者等に相談して、自宅復帰を行います。
こうすると、実績指数はそう高くはなりません。なので、このくらいの数値が適性かなと考えています。
その実績指数は47.8です。4月~9月までの半年間、258例中184例の結果です。
ちなみに、
脳血管 56.2 運動器 40.4 廃用症候群 39.6 でした。
基本的にリハビリの対象であれば、受入をお断りしない当院。それにもかかわらず、この結果は立派だと思っていますが、独り言なので気にしないでください・・・。
記事担当:部長さかもと