当院の場合、3棟の回復期リハ病棟がありますので、その実績はすべて合わせたものです。
急性期病院併設の回復期では、実績指数は高くて当然といった風潮があるようですが、連携病院ではそうもいきません。
過去、2年間半期ごとの実績を示します。
この結果が示すように、当院では回復期リハ病棟入院料2を取得しています。
この数字を高いとみるか低いとみるかはあなた次第。
この数字は、その回復期リハ病棟が、どのくらいADLを回復させる力を持っているか(凄いか)を表す一つの目安でしかないと考えています。
なぜなら、社会的背景や、患者さんご家族の都合を考えず、ADLが上がった(数字が上がった)ところですぐに退院を促せば、この数字は跳ね上がるからです。
当院のリハビリテーションは、患者さんのADLだけを見ているわけではありません。
その人らしい生活とはどんなものなのかを考えるために、数字だけを追うことはしたくないと思います。
記事担当:部長さかもと