最近はダイエット飲料なるものがふえ、アルコールなどでも、糖質ゼロなどとうたい、体に良いものと思われがちですが、本当にそうなのでしょうか。
人工甘味料入りのいわゆるダイエットドリンクを飲み続けると、上のグラフのように腹回りが増えてきます。ダイエットドリンクなのになぜでしょうか。
人工甘味料は、インスリンの分泌を促進するそうで、さまざまな研究で、砂糖以上に太りやすいっていうことが、分ってきているそう。
人工甘味料は、お菓子やスナック、カップ麺、清涼飲料水、ヨーグルト、さらには、味噌やふりかけ、佃煮などにも添加されているので、知らず知らずのうちに摂取する量が増えているのかもしれません。特に最近、冒頭で述べたように、酎ハイなどのアルコール飲料で、多く採用されているように思います。買うときには注意したいものですね。
人工甘味料入り飲料を摂取する習慣のない方を基準にすると、一日一杯未満(週7本未満)くらいのむ人で、糖尿病発症リスクが1.7倍になっています。糖質入りという通常どおりの飲料であっても、毎日1杯以上になると、発症率が上昇します。
脳卒中やアルツハイマー型認知症では、一日一本以上で、リスクが3倍に増えるようですので、人工甘味料は普段からあまりとらないよう心がけた方が良いと思います。
記事:部長さかもと