今回は言語聴覚療法(ST)室の症例検討についてご紹介します。
各々の担当患者で悩んでいることについて持ち寄り、話し合いをします。
ST室でも医師の回診時間(医師が患者さんの診察をしている時間)を利用し、朝8時50分から、15分程度行っています。
当院のST室には、14名の言語聴覚士が在籍し、県内でも1、2を争う人数の多さもあって、症例検討会では沢山の意見が出ます。
また、経験年数が様々なため、色々な視点の意見が出るので、とても勉強になっています。
1人の患者さんに対し、担当者だけではなくST室全員で考え、工夫し、リハビリのプログラムを練っていきます。
当院のリハビリテーション部では年間100症例以上の症例検討が、院内教育として義務付けられていますが、一人の言語聴覚士が担当する患者さんはそう多くはないので、こうした機会に自分が担当者だったらどうするかを考え、意見を伺うことは、療法士の経験値を高め、様々な知見を得るためにも大切です。
症例検討で挙がった意見を臨床に生かし、患者さんにより良いリハビリを提供出来る様にST室一同で今日も頑張っていきます!
担当記者 ST真庭