群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

それぞれの患者さんに合ったものを・・・

 ここ最近は寒さも厳しく、今年は特に積雪量も多いので、路面も凍結しやすく安全運転を心掛ける毎日です(><;)。

 

 今回は歩行補助具の紹介をしようと思います。歩行補助具というと大まかには杖と歩行器の2種類です。

 今回は杖についてのご紹介させていただきます。


 杖は歩行補助具の中でも特に使用する機会が多いと思います。手軽に使える物であると同時に様々な種類があり、使用する人の状態によって使い分けることで、自身の身体機能をより発揮することができ、疲れにくい状態で長時間歩くことができます。

 

 当院では、主に4種類の杖をリハビリで使用しています。

 写真は左からT字杖、ロフストランドクラッチ、四点杖、サイドケインです。


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 『T字杖』は当院でも使用頻度は一番高く、使いやすく持ち運びもしやすいことが特徴です。ブログを見ている方々も見かけたことがある、もしくは使用しているという方が多いのではないかと思います。

 『ロフストランドクラッチ』は、1本の脚と体重を支えるグリップ、前腕を支えるカフ(腕を固定する機構)を備えた杖です。T字杖よりも、安定した歩行ができます。また、握力の弱い方や手首に力が入りにくい方でも、体重も分散しやすくなり歩きやすいという特徴があります。

 『四点杖』はその名の通り杖先の支持部分が四つある事が特徴です。T字杖やロフストランドクラッチとは異なり自立可能な杖となっている分、支持性も高いことが特徴です。

 『サイドケイン』は4種類の杖の中でも一番大きく、支持面が広いことから最も安定性に優れた杖です。しかし、その反面重量もあり、広い場所でないと使うことが難しい場合もあります。

 

 このように『杖』と一言で言っても、様々な種類がありそれぞれの特徴も異なります。

 「足腰が弱くなってきたから、出掛けるのが大変・・・」

という方でも杖を使うことで、いろんな場所に自分の足で行く事が出来るかもしれない・・・。

 そういう意味では、適切な杖を選ぶことも一つのリハビリになるのではないかと、私は思います!                                     記事担当 PT鹿野