当院では、回復期リハビリテーション訓練の一環としての、料理(調理)訓練も積極的に取り入れています。
ケガや脳梗塞等の麻痺で体の自由がきかなくなっても、家庭や職業の役割を担わなければならない方も沢山いらっしゃいます。
”冷蔵庫の下に安全に手が届くか”、”料理している間立っていられるか”、”麻痺の手でも道具を工夫する事で出来るのではないか”など、患者さんとも試行錯誤しながら実施しています。
写真は入院されていた主婦の患者さんに実際にリハビリで料理をしていただいた時のものです。
患者さんに入院前と同じ生活を送っていただけるよう、また、新たな生活がしていただけるよう、一緒に悩みながら少しでもご支援出来るようなリハビリを提供したいと考えています。
熟練の技はさすがです。おいしくできました。
担当記者 OT金井