当院では先進リハや治療技術の理解を深め、共有するプロジェクト(研究班)というものがあります。
当院では毎年、年に1回プロジェクト発表というものがありますが、対面式での発表またはパソコン上での閲覧方式で開催しております。
今年度は新型コロナウイルスが流行しており院内の感染状況によっては閲覧方式が対面方式になるかわからない状況で今年度は対面式で院内での発表を行う事ができました。
今回は自分もReogo-J班の活動報告の発表者として発表をさせていただきました。
Reogo-Jとは「上肢用ロボット型運動訓練装置」です。
使用目的は、上肢の関節の癒着・拘縮の予防および関節可動域の改善を行う事です。
このReogo-Jとは、コンピューター技術でロボット高額を応用した上肢用ロボット型運動訓練装置で、患者さんの昨日障害の程度に合わせて適切な可動域で安全に訓練ができます。
また、機能障害の程度に応じて、訓練の種類とそれぞれの訓練内容(速度・負荷・訓練モード等)を組み合わせて個人に適した設定でのメニューの作成を行い、そのメニューで訓練を実施できます。
発表を終えての感想ですが今年度のプロジェクト発表は会議室で行ったのですが、多くのスタッフの方が聞きに来てくださり会議室が埋まる程の人数であったためとても緊張しました。
発表前に発表用の資料等を作成している時期でも噛まずに発表できるか、質疑応答でどんな質問が来るのかなどを考えてしまいとても緊張しました。また、導入する際には機能向上ではなく、何のため(目的となる動きや動作)につなげるのかをしっかり考えて行う事はリハビリテーション職種として重要であるということを再確認できた発表になったのではないかと思いました。
記事:作業療法室