群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

災害時の安否確認を行いました

 

 今日は防災の日です。

 

 東日本大震災の時には、なぜか計画停電の範囲外だった当院ですが、災害への備えはキチンとしておく必要があります。

 

 最近では企業は事業継続計画(BCP)を立て、早期に復旧することができるように、緊急時の対応、手段を取り決めています。

 

 

 

 今回はこれについては触れませんが、災害時にまずは確認しなくてはならないことは、病院の被災状況とともに、患者さんに怪我された方がいないかを調査します。

 

 これが確認できると次は職員の安否確認です。

 

 昨年までも、一部の部署では緊急連絡をする事は行っていたようですが、今年はリハ部全員に安否確認を行うことにしました。

 

 といっても、私は指示を出すだけですので、楽なものですが・・・。

 

 8:50スタッフルームから、震度7地震想定で、リハ部スタッフ全員の安否確認を行うよう指示しました。

 

 本日出勤者には対面で、不在者にはLINEで安否確認を行い、大半の確認が終了。

 

 9:15現在、PT2、OT1、ST3の安否が不明。けが人はOTから1名との連絡がありました。

 

 LINEで事前に安否確認の連絡を行っていたが、友だち登録されていない人が若干おり、連絡が届かなかった事が発覚。電話攻勢開始。

 

 育児休暇中の職員に連絡漏れが発覚。

 

 9:40ST全員の安全を確認。

 

 9:30PT1名残し、安否確認終了。

 

 10:00OT全員の無事を確認。

 

 12:30全員の安全を確認。

 

 病院のリハスタッフに限定しましたが、育児休暇中のスタッフも含め、116名の無事を確認しました。

 

 通常業務は行いながらでしたが、安否確認を開始してから、3時間40分かかっています。文明の利器を以てしても、かなりの時間を要しました(^_^;)。

 

 昨日連絡して、今日実施ですので、かなりの混乱はあったと思います。

 

 しかし、本当に震度7を記録すれば、通信手段は壊滅的になると思いますので、別の連絡手段が必要になるかもしれません。

 

 まずは、伝言ダイヤルなども、もう一度確認しておきたいものです。

 

 

さらに、こんなものも・・・

 

 

 年に一回くらいは、こういったもののリストを確認しておくことは大事だと実感させていただきました。

 

 次はもう少し効率的に確認できる方法を考えていきたいと思います。

 

 参加してくださった100名を超えるスタッフの皆様、ありがとうございました。

 

                             記事担当:さかもと