先日、2020年度PT採用試験(第1回目)が終了しました。
近年の学生は、面接などの対策もバッチリされている印象があります。個人の努力はもちろん、大学側の教育や就職活動へのフォローアップに感銘を受けます。同時に理学療法士という医療職種も取捨選択される時代になったのだなと身の引き締まる想いです。
当院の面接は、オーソドックスな内容が設問されているように思いますが、ここでは概ね用意してきたであろう回答が返ってきます。本当に感心します。解答に対して少し踏み込んだ質問や具体的な場面など掘り下げた質問では、上手く返答できないこともありますが、皆さん真摯に回答して頂けます。むしろ、そういった場面に人間性や姿勢が現れるように思います。
今年度のPT室の採用試験は若干名を採用したいと考えております。学生に若干名とは何名ですか?と質問を受けますが、来年度の構想が急な退職等で狂いが生じることがあるため、含みを持たせていると解釈してください。
尚、OT・STも募集しております。是非見学に来てください!
近年の傾向は嬉しいことに、臨床実習に来てくれた学生さんが多く就職先として応募してくれています。今年度の新人はリハ部11名採用しましたが、7名が臨床実習で当院に来てくれた学生さんでした。
長い実習ですと、約2ヶ月間の期間があります。赴く先によっては長く、短い実習なのですが、2ヵ月いれば、概ね人間関係・雰囲気・業務内容・理念は理解できます。その上で応募してきてくれるのだから、嬉しい限りです。当院のような山間部にある病院は学生からは敬遠されがちです。しかし、先進リハやスタッフ達の志に触れることで、学生達も心変わりしてくれるようです。
これからも学生が来たいと思えるPT室にしていけるよう努力して参ります。
記事担当:PT安齋