単純に6分間歩く距離を計測するという検査ですが、結果は意外にも使えます。
下の図のように、30m間隔を往復します。
計測者は座ったまま、歩いている人についていかないようにします。
下の表が年齢平均と標準偏差です。
平均±標準偏差で、6割くらいの方がいるはずです。
下は標準以下の数値です。
300m未満の方では、死亡率3.4倍、心疾患入院が11倍リスクが高いとされています。
転倒リスクが高くなるのは、心不全患者で328m以下、
脳血管障害で332m以下とされ、
300m前半の6分間歩行距離では、転倒リスクが高く、歩行安定性も低いといえるようです。
以前、歩行速度に焦点をあてた事がありましたが、少し長い距離を歩く練習をして、持久性もつけておきたいものですね。
記事担当:部長さかもと