この度、実習生指導を初めて担当することになりました。
将来同じ職業を目標にされている学生さんのお手伝いが出来ることに、
喜びを感じています。
実習期間を前にして、
私自身が実習生の時は、どんな気持ちで実習に臨んでいただろうかと、
十数年前を思い返しました。
すぐに思い出すのは、実習期間は、緊張の連続だったなあということです。
学校で学んでいるとはいえ、まだまだ未熟な知識に不安を感じながら、
初めて実際の患者さんに接する機会を得て、貴重な毎日を送らせて頂きました。
それから、実習で担当させて頂いた患者さんの事、指導してくださった先生のことは
今もよく憶えています。
リハビリの療法士(セラピスト)を目指している学生さんにとって、
実際の現場で学べる実習というのは、大きな経験の場であり、
セラピストになるために通る試練の場でもあると思います。
私の経験を踏まえつつ、
少しでも緊張を和らげることができるよう環境を整え、
安心して沢山の事を学んで頂きたいと思っています。
また、私が学生の頃と大きく違うのは、現在はコロナ感染対策下の現場を
体験するということです。
当院で実習予定の皆さん、ぜひ安心して実習に臨んでください。
そして実習を通して貴重な経験を積んで頂きたいと思います。
近い将来、同じセラピストとして活躍されることを期待しています。
記事担当:ST吉田