今日は、ipadを利用した失語症のトレーニングを紹介します。
↑こちらの、「ActVoice Smart(アクトボイス スマート)」というアプリです。
タブレット端末で利用できます。
↑絵カードが次々と表示され、呼称の練習ができます。
分からない場合は、「ヒント」や「正解」をタップすると、音声が再生されます。
そのため言語聴覚士がいなくても、リハビリの空き時間に1人で言葉の自主トレをすることができます。
言葉のリハビリは基本は1日1時間、多くても2時間ですが、もっと言葉の練習をしたい!という意欲のある患者さんには、こちらのトレーニングを行って頂いています。
また、タブレットをお持ちの方は、退院後の自主トレとしてこちらのアプリを使われる方もいます。ご自分で写真を撮り、オリジナルの絵カードを作成することもできます。
リハビリ時間以外にも自主トレを行うことで、より多くの刺激が脳に入り、訓練効果が上がります。様々な機器を活用して、自主トレを行っていけるといいですね。
記事担当:ST登丸