群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。100名超のリハスタッフで365日途切れなく活動中。年200回を目標にブログ更新しています。

脳卒中患者さんのトイレ自立度

 先週に続き、今日はトイレ自立度の変化についてです。回復期リハ入退棟時にどう変わったかを示しています。 

 

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 トイレの動作といっても、できるかできないかなどで示せるものではなく、FIM

(機能的自立度評価法)でも、トイレ動作 と トイレ移乗動作 があります。

 

 この二つの動作自立度は似ていますが、若干異なり、移乗の方が少し難易度が低い傾向にあると思います。

 

 私たちが以前から分析を行うときには、この二つの動作が両方共自立している方を「自立」と判定しています。

 

 どちらか一方の自立度が低い場合、自立度を低い方に合わせて集計をしています。

 

 従って、下衣を上げ下ろしは自立していても、便座への乗り移りに見守りが必要な場合には、「要見守り」と分類しています。

 

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 入院時には見守りを要する方が4人に1人ほどでしたが、退院時には3%程度となり、移乗や上げ下ろし動作共に、7割以上が自立しています(まさかの7倍!?)。

 

 自立者だけの割合でみると、食事よりも自立者割合がすこし高くなっています。


 ご家族には、一人でトイレに行けるようになって欲しいという要望をいただきます。7割が自立に至っていますが、バリアフリーな環境であることも考慮していただきたいと思います。

 

                            記事担当:部長さかもと