先日ご紹介したものの続きです。
脳卒中患者さん97例の入退院時でトイレ動作ができた割合を示しています。

入院時は2割程度の方が、一人でトイレ動作ができていましたが、退院時には7割を超える方が自立されています。
その差は約3倍。
尿便意がなく、トイレに行きたくならない方は自立できませんが、この患者さんも入って7割以上の方がでトイレ動作ができるようになりました。
寝たきり予防はこのような離床から。
食べて、飲んで、運動して、しっかり出す。この基本にしたがって障害が残ったとしても健康寿命を伸ばしたいものです。
記事担当:部長さかもと