群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。100名超のリハスタッフで365日途切れなく活動中。年200回を目標にブログ更新しています。

「毎日の食事をサポートする家電」

  “やわらか食 調理家電” DeliSofter(デリソフター)を紹介したいと思います。

 摂食・嚥下障害(食べる・飲み込むことが困難となる障害)がある方においしく簡単に作ることができる、やわらか食材を提供するために開発された家電です。開発者は介護経験のあるパナソニック出身の方々で、自身の経験を活かし、介護する方や介護される方の気持ちに寄り添った製品となっているようです。

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 DeliSofter(デリソフター)は、出来上がった家庭料理や市販のお惣菜、冷凍食品・お弁当を見た目そのままに舌や歯茎でつぶせるくらいのやわらかさに仕上げることができます。

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出典:朝日新聞,2021年1月20日,夕刊

 もちろん、この商品が摂食・嚥下障害の方全ての人に適応するものではないと思います。摂食・嚥下障害の症状は様々であり、人によってミキサー食や刻んである食材が食べやすいという方には不向きかもしれません。しかし、軟らかい食形態が合っている方にはとても画期的な商品だと思います。

 

 一から軟らかい食事を作るためには、他の家族とは違う作り方をしなくてはならないため、手間がかかります。そこで、デリソフターのような家電を活用することで、介護する人の負担を減らしつつ、嚥下障害を抱える人も今まで慣れ親しんだ食事を家族と一緒に楽しむことができそうですね。

 

                          記事担当:ST三木