群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。通常のリハビリに加え、早朝リハビリを施行。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。多くのリハスタッフで患者さんを担当させていただいております。

難聴と認知症

 「うちのが最近耳が遠くなっちゃって・・・」時折、近所のおば様方の会話や、親戚のおじさんおばさんが口にしていたのを聞いた覚えがあります。

 調べてみると70歳を超えると約半数の方が難聴になると言われているそうです。

 近年の日本の超高齢化社会、なんと国民の10人に1人が加齢性難聴と推計されています。

 難聴があると、他者とのコミュニケーションがかみ合わず、人に会うのが億劫になり、引きこもり、家族や社会から孤立に繋がってしまう事が多いそうです。

 会話の機会が少なくなると、脳の情動と思考を司る部分が衰えて、認知機能が低下すると考えられています。

 認知症の約8割は難聴の放置が背景にあるとも言われてるそうです。

 

 そこで、この難聴に対して、当院で使用している便利道具を紹介します!

 

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「もしもしフォン」です!

 難聴のおじいちゃん、何度大声で話しかけてもなかなか伝わらず、声をかけるだけで疲れてしまった…そんな経験はありませんか?

 これを使用すれば、耳元で大きい声を出す事もなく、もしもしフォンを通し普通に話しかける事で、重度の難聴の方とも会話する事ができます。

 意図が伝わると、介助者の負担軽減にも繋がります。ぜひ試してみていただきたい商品です。

 と同時に、難聴を放置せず、コミュニケーションをとる事を大切にしていきたいですね。

 

                   記事担当:OT五十嵐