群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

リハ部の取り組み③

Walkaide® 帝人ファーマ)

  ウォークエイドは、歩行に合わせて腓骨神経を電気刺激することで足関節の背屈を補助し、中枢神経障害による下垂足・尖足に対し歩容(歩き方)を改善します。

 「脳卒中治療ガイドライン(2015年)」においても推奨グレードBの治療法とされている機能的電気刺激で、筋再教育、廃用性萎縮の防止・抑制、関節可動域の維持・増加、局所血流量の増加により、患者さんの歩行能力の向上を目指します。

 対象となる疾患は、脳血管障害(脳卒中)、多発性硬化症、外傷性脳損傷脳性麻痺、脊髄損傷などです。県内での導入は当院が2番目でしたが、当院導入後は各医療機関に拡大し、現在8施設前後が本機を使用しています。

帝人と最初にお話ししたとき、群馬県は対象外と言われました(゜o゜;))

 

 海外製品を帝人ファーマが日本向けにレンタルしており、下腿の傾斜角をセンシングすることで足関節背屈電気刺激のタイミングを図り、通電しています。医療機器認証を取得しています。

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ハンドスイッチモード

  一定の感覚で電気刺激(低周波刺激)を行うエクササイズモードや、上の絵にあるようにマニュアルで電気刺激を行うハンドスイッチモード。さらに、下腿の傾斜角とタイミングで電気刺激を行う傾斜センサーモードの3種を組み合わせて患者さんの治療に活用します。

 

 電気刺激により筋活動を伴うので、継続的活用で筋萎縮が起こりにくいことも利点の一つと言えるでしょう。

 

                        記事担当:部長さかもと