群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

編み物の再獲得へ

今回は症例、学生と一緒に編み物の再獲得を目指しました。


症例の方は元々編み物が趣味で、また「やりたい」気持ちもありましたが、


現状の能力では失敗も多く、「もう無理だよ」との発言がありました。


また指先の感覚障害があり、細かい動作や力のコントロールのしにくさがありました。


問題は大きく分けて2つありました。

1つ目はかぎ針をうまく持てずに落としてしまう事

2つ目は左親指と中指で毛糸が把持しにくい事


①に関しては柄の部分が太く握りやすいかぎ針に変更しました。(図1)


②に関しては粘土や新聞紙など色々な物を持つ練習をすることで毛糸を把持することができるようになりました。(図2)

 

そして、こんな作品まで作れるようになりました。(図3)


最近は「もうできるから練習しなくて大丈夫だよ」と自信満々におっしゃってくれました。


その言葉を聞いたときはとても嬉しかったです。

 

現在、病院では他の患者さんと会話する以外は特に何もしない事が多い方です。


自宅に帰り、1人になった際にも好きな事をしながら生活出来ればいいなと思っています。


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                図1                          図2

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記事担当:OT粕川