随意運動介助型電気刺激(IVES:Integrated Volitional Control Electric Stimulation)を導入しました。
名称はわかりにくいですが、
末梢神経の電位を拾って、
目的の筋肉を直接電気刺激して筋活動を起こさせるものです。
使っていただいた患者さんにインタビューしたところ、
”手を使ったときの肩・首のハリが、使う度に減ってきた”
”指が伸ばしやすくなる”
との事でした。
作業療法士は、
”手背屈と手指伸展が全く違います。訓練後も効果がしばらく継続します”
と話しています。
訓練で使えるようになった手を、実生活でどのように使っていくかが大切ですが、
まずは喜びの声が聞かれています。