群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

アサーショントレーニング

 私たち医療従事者は、様々な専門性を持ったスタッフがチームで仕事をしているため、周囲とのコミュニケーションが欠かせません。

 

 私は最近、コミュニケーション技術を高めたいと思い、「アサーショントレーニング」を勉強しています。

 「アサーション」とは、互いの価値観を尊重しつつ、自分の意見を的確に表現するための方法です。

 

  

 

自己主張のパターンは、以下の3タイプに分かれると言われています。

 

①攻撃型

 「自分は正しい、相手は間違っている」

 自分の意見をはっきりと伝えるが、相手への配慮がなく、一方的に言い分を押し通す。

 相手から反感を買って主張が受け入れられないことがある。

 

②非主張型

 「相手は正しい、自分は間違っている」

 波風を立てないようにと相手の気持ちを考えすぎて、自分の気持ちを伝えられない。

 感情をため込みがちで、周りの人は何を考えているか分からず困ることもある。

 

③アサーティブ型

 「相手もOK、自分もOK」

 相手に配慮しつつ、自分の意見も大切にする。

 その場に応じた適切な表現方法を選ぶことができ、人間関係を円滑に構築できる。

 

 皆さんはどのタイプにあてはまるでしょうか?職場では非主張型だけれど、家に帰ると攻撃型になるなど、同じ人でも場面によって出やすいコミュニケーションタイプが異なる場合もあります。

 

 実践することは難しいですが、アサーティブ型を目指して頑張っていきたいと思います!

 

                              記事担当:ST登丸