群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。100名超のリハスタッフで365日途切れなく活動中。年200回を目標にブログ更新しています。

「ベッドはやわらかい派?硬い派?」

 みなさんこんにちは、PT下山です。

 

 ついこの間まで、本当にやるの??といった雰囲気だった東京オリンピックも、無事に全競技を終え8月8日に幕を閉じました。

 個人的には予選リーグで快進撃を見せながらも、惜しくもメダルを逃してしまった男子サッカーが印象的でした、、、。

 悔しさを糧に、若い世代のこれからの活躍に期待したいです!

 オリンピックは終わりましたが、甲子園、パラリンピックとまだまだスポーツの熱い夏は続きそうですね。

 

ところで、オリンピックの舞台裏、選手村に設置された“段ボールベッド”が話題になったことはご存じでしょうか。

 日本の寝具メーカーが開発した、エコな素材で軽量かつ頑丈なこだわりの詰まったベッドです。

 “段ボール”といった言葉の印象ばかり先行しがちですが、その上に敷くマットレスは身体の構造や動きを考慮した最新式のもので、選手達の疲れを癒やし、好評だった様です。

 

 当院で患者さんが使うベッドマットにもいろいろな種類があります。

 標準的なもの、床ずれ(褥瘡)を予防する柔らかいもの、自動体位変換機能のついたエアーマットなどがあり、患者さんの状態に応じたベッドマットを使用して頂いています。

 人間がストレス無く寝るには、身体にかかる圧を分散させることや、寝返りなどの身体の動きを妨げないことが重要とされています。

 身体にかかる圧を分散させるには適度に柔らかさのあるベッドが良いとされ、床ずれのリスクのある方などには専用のマットが使われますが、自分で動いたり動作介助をするには、やや柔らかすぎたりする事もあります。

 

そこで大事なのは、患者さん状態変化に応じ適切なタイミングでベッドマットを変えていく事です。

 入院したときは寝返りがうてず床ずれの心配を抱えていたけれど、リハビリが進む中で自分で寝返りをうったり起き上がることが出来るようになった場合、その患者さんにとってベッドに求められる要素も“床ずれ予防”から“自由に動ける”に変わるわけです。

そのタイミングを見極めるのもリハビリスタッフの仕事です。

 

 回復期リハビリテーションにおいて、ベッドから起きて活動的に過ごすことは一つの大きなテーマです。すっきりと目が覚め、自分で起き上がって、スッと立ち上がれる。といった当たり前のようなことが重要だと思いますし、そのための環境作りも大切ですね。

 

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                                                                                                                  記事担当:PT下山