脊髄損傷により手を使うことが難しい患者さんを担当させていただいています。
なかなか自由にお身体を動かすことができない状況であり、
さらに面会制限もあるので、ご家族様ともなかなか会えずに寂しさも感じていらっしゃいました。
ご本人からは「疎外感をすごく感じる」との発言もありました。
その発言を踏まえ、現状の能力で何かできることはないかと思い、
ベッドの上でipad操作が可能になることでご家族様やご友人の方とつながる事ができないかと考えました。
そこでモニターアームとマウススティックを使用しました。
最近では、LINEでメールを送る事やYoutubeで好きな動画を見るなどの操作を練習しています。
記事担当:OT粕川
少しわかりにくくて恐縮ですが、ベッド上に寝ている患者さんが、つり下げたipadを、口にくわえた赤い棒で操作しています。