頚髄損傷シリーズ最終?です。
過去の記事で、歩ける人、立てる人はいいけど、それ以外の人はどうなの?という疑問が生まれたかもしれません。
今日はそれに少しだけお応えしたいと思います。
回復期リハビリ病棟に入院したときに、立位・歩行ができなかった方がどうなったのかをお示ししたいと思います。
下肢が完全に麻痺した患者さんも入っていますので、一概に言うことは難しいのですが、立位で6割、歩行でも6割弱の患者さんが退院までにできるようになっています。
麻痺の程度によりこのあたりの予後はかなり違いがありますが、患者さんの状態に合わせてリハビリが提供できる事が、当院の良い所だと思います。
年末は31日まで、年始は1日から入院リハビリは行います。外来は明日より5日までお休みいただきますので宜しくお願い致します。
記事:部長さかもと