3週遅れで恐縮です(^_^;)(^_^;)
2月に入り寒い日も多いですが、徐々に温かくなり始め、もうはやい所では花粉も飛びはじめたとのニュースも聞こえ、花粉症の私には少しつらい時期になってきました。
さて、2月と言えば節分ですね。節分とは、本来「季節を分ける」ことを意味し、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日をさす言葉です。しかし江戸時代ぐらいから、特に「立春」の前日をさすようになったとのことです。昔から、季節の変わり目には病気や災害など悪いものを生む「鬼」が生じると信じられ、その「鬼」を退治する効果があるとされる豆を投げて退治する風習が「豆まき」です。
「豆まき」は、誰でも経験した思い出のある行事かと思います。作業療法では、患者様に季節の変わり目を感じていただくために、節分にちなんだイベントを計画しました。あまり大々的な事は難しいのですが、病棟毎に鬼の絵を壁に飾ったり、簡単な工作を用意して作業をして作っていただきました。
やはりイベントとしては豆まきです。
今回は、的も鬼のイラストを使用した的を作成し、患者様に豆まきを行ってもらいました。
壊れた的
投げる物は、豆では無く大豆が入っているお手玉でした。何度かお手玉をぶつけると的はすぐにボロボロになってしまいました。
そこでお手玉では無く色紙を丸めた物を患者様と一緒に作りました。
これを使用することで、壊さずに的当てが出来るようになりました。
これが節分の望み、節分の夢、節分の業。
普段眠ってしまい反応が見られないような方も、豆まき中は起きて笑顔が見られる、といった事がありました。
こういった反応から季節毎の行事をすることの重要性を改めて感じました。
記事担当部署:OT室