群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

脳梗塞の再発予防

脳梗塞の再発は、長い期間で考えるとかなりの高率で発生します。

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これは、福岡・久山町研究ですが、

初回の脳梗塞から、10年間で累積再発率は50%近くになっています。

特に、心臓に原因のある脳梗塞で3/4と高率ですが、

最近はNOAC等の薬剤で、この比率は低下傾向にあります。

しかし、再発は完全になくすことはできません。

我々は回復期リハとして、運動療法を行い、これを習慣化していただくことによって、再発のリスクを更に下げることできると考えています。

記事
週に4日のウォーキングが脳卒中リスクを下げる
 研究チームは、45歳以上の米国人2万7,348人を対象に、平均5.7年間、6ヵ月ごとに脳卒中イベントについて追跡調査を行った。参加者の3分の1は運動回数が週に1回未満で、運動不足だった。
 運動不足の人は、中程度以上の運動を週に4回以上行った人に比べ、脳卒中または軽度の脳卒中を発症する割合が、20%高いという結果になった。
 参加者の多くは、米国でも脳卒中の発症が特に高いことが知られる南東部の「脳卒中ベルト地帯」の住民だった。この地域では、肥満が多い、肉食が多い、野菜や果物の摂取が少ない、心臓病が多いといった共通する要因がみられる。
 「運動は内臓脂肪を燃やし、血糖値や中性脂肪値を下げ、血圧を下げる効果があります。さらに、いわゆる善玉コレステロールであるHDLコレステロールを高める働きもあります」と、南オーストラリア大学健康科学部のミッシェル マクドネル博士は述べている。

 男性では、汗をかく程度の活発な運動を週に4回行う人で、脳卒中リスクはもっとも低下していた。一方で女性でも、運動をする人で脳卒中リスクは低下したが、運動の強度と脳卒中リスクとの関連はみられなかった。

米国心臓学会(AHA)「ストローク 」2013ー7ー18

 男性の運動強度は少し高い方が良いようですが、

 女性では軽い運動でも良いのかもしれません。

 脳卒中に罹った方では、急性期から自宅へ退院してしまう前に、回復期で運動習慣をつけて健康的な生活を送れるようにしてから、退院することが必要です。

 当院は食事の評判も良く、おいしく食べながら健康的な食事を学んでいただくこともできます。

 詳しくは栄養科のfacebookもご参照ください。