お子さんとの関わりが多い方は聞いたことがあるかもしれません。
夏になると子どもを中心に患者数が増える感染症が、手足口病・ヘルパンギーナ・咽頭結膜熱(プール熱)で「三大夏風邪」とも呼ばれたりもします。
6月から8月にかけて流行がピークを迎えます。0~5歳の乳幼児がかかりやすく、感染者の大半は子供ですが、まれに大人もかかることがあります。
この病気に共通する点としてはまだ特効薬がなく、何度もかかることがあります。
なので予防や感染の拡大を防ぐためには手洗い・うがいを行うこと、感染者との接触やタオルの共用を避けるといったことが中心になります。
それから手足口病とヘルパンギーナは、体の症状が回復してからも、長期間便にウイルスが排出されることがあるので、お子さんのオムツ処理をした後はしっかり手洗いをした方がいいです。
暑い日々が続き夏バテで食事がとれない、十分な睡眠がとれていないなど、生活習慣の乱れが体の免疫低下を引き起こしてしまい、より感染しやすくなります。
基本的なことですがバランスのとれた食事をしっかりと食べたり、休養をとって免疫力を高め、感染症にかからないように気をつけて過ごして頂きたいと思います。
記事担当ST青木