群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

マイオモーション

こんにちは!!

 

理学療法士の大前です。

 

今回は、317日に行われた酒井医療株式会社の3次元動作解析装置マイオモーションの体験をさせて頂いたので報告します。今回高崎健康福祉大学の冨田先生のご協力があり実現することができました。また、冨田先生の恩師であるカナダのマギル大学Joyce先生も来日されており当院の見学とアドバイスを頂けるとのことで来院していただきました。

 

3次元動作解析装置とは、簡単にいうと人間の動きをパソコンに取り込んでその動きを詳細に解析する技術のことです。通常はカメラの設置など大がかりですが、今回体験させて頂いたマイオモーションは、カメラが不要でセンサーが無線式のため動作を行うのに特定の場所を作らなくてもいい優れものでした。

以下の図のようにセンサーを16箇所(見えない所もありますが)装着します。

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そして装着して歩いている様子が以下の図です。センサーから得られた情報やそれを基にした骨構造体の動きなどがリンクしてみることができます。

どこで通常の歩行と差があるのかなど見方含めて教えて頂きました。

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また、今回マイオモーションの体験に加えて、HALを使用しながらマイオモーションも使用しての試みも行いました。目的としては、HAL訓練中にどのような動きがでているのかどう動きを修正するか等、より詳細に患者さん・セラピストが同時に共有し訓練を行うことでした。実際に下記図(段差訓練)のようにテレビ画面と接続し、より大きな画面でお互いの動きを共有することができました。

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以下はHAL装着中の歩行解析です。

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HALとマイオモーションのコラボはまだ報告がないので今回が初ではないかとその場では患者さんやスタッフ含め興奮していました。

 

実際に終わってみるとHAL前後で10m歩行の計測にて歩行速度約2秒早くなり、歩幅も約2歩短縮しました。また、本人の主観的にも歩き易くなった等聞かれ、スタッフが見ても歩いている際の姿勢の改善を感じました。

HALのすごさとマイオモーションによる詳細なデータを患者さん・スタッフが共有しながら行えた事はとてもよかったのではないかと感じました。

効果の検証は今後の課題として繋げて行きたいと思いました。

 

今回このような体験に協力した頂いた患者さん、高崎健康福祉大学の冨田先生、マギル大学Joyce先生には大変感謝致します。

この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

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記事担当:PT大前