転倒のお話しを何回かしていますが、年齢を重ねるに従って、転倒によって骨折をされる方が増えるということを下の表は表しています。

これは人口1万人あたりの大腿骨近位部骨折の発生率を表しています。
この原因として挙げられるのが骨粗鬆症という病気で、骨が弱くなってしまうことが理由の一つです。
特に女性ではこの病気の有病率が高く、この病気に罹ると骨が脆くなり、ちょっとしたつまづきなどで骨折に至ってしまうことも増えます。
男性でも70歳代頃から骨折する方が増えて行きますが、女性と比較すると同じ年代では半分以下になっていると思います。
年齢とともに骨が弱くなり、骨折する可能性が高くなっていますが、骨粗鬆症を薬などで治療するには手間と、時間もかかります。
従って骨折を防ぐには、転ばないようにすることが大切です。
転倒予防については過去のブログで何度か紹介していますので、そちらもご参照ください。
記事担当:部長さかもと