群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

脳卒中データ分析

 2015年に行ったものですが、脳卒中医療連携の会データ分析WGで提示されたデータを分析したものです。

 対象は、県内二つの急性期病院から脳卒中地域連携クリニカルパスで連携病院に転院された患者さんです(もちろん当院も含みます)。

 このグラフは連携病院退院時の麻痺レベルと、歩行自立割合を表しています。

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 麻痺が軽度になるにつれ、歩行自立割合も増えて行きますが、ステージⅥ(麻痺のほとんど無い状態)でも、3割近くは自立できていないという現状がわかりました。

stageⅡでは38例中わずか1例が杖、装具等を使って自立し、同様にstageⅢでも20例中わずか1例が歩行自立しています。


当院が特に力を入れている部分でもありますが、stageⅢの症例を杖・装具を用いて歩行自立しようというチャレンジを今まで施行してきました。


装具等利用しないで歩行自立できるということは理想ではありますが、重度の麻痺が残っているにも関わらず、装具等利用して歩行訓練を実施せず、治療用装具も作成しないという姿勢は自宅の生活のイメージができない理学療法士ではないかと思います。


こう考えると今回の結果はやはり低く、脳卒中地域連携パスの期間設定など制約が多いものの、寂しい結果なのではないかと思います。


ステージⅢ~Ⅴの患者さんの歩行自立度を如何にして上げていけるか、これをテーマにして今後も頑張っていきます。