群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

睡眠と病気

 昨日に関連して、睡眠時間と病気の関係です。

 短時間睡眠者も元気な人がいるというご指摘は受けますが、睡眠時間を削って仕事した私の体調は良くないという経験があり、予防の観点からみなさんに知っていただきたいと考え、今回も提示しています。

 NHKスペシャル取材班によれば、本当に短時間睡眠で済む、ショートスリーパーは200人に1人であり、少なくとも凡人である私はショートスリーパーではありません。
 従ってこれは200人中199人の方に向けお送りいたします。

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 まずは、肥満。
 7~8時間睡眠者が標準体型に近い状態にあります。

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 次に血圧。
 7時間以上8時間未満の睡眠時間が高血圧発症リスクが一番低いようです。

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 続いて抑うつ
 これは極端で、5時間未満か10時間以上の睡眠障害がある場合に抑うつ症状が強くなる傾向があります。70歳台くらいになると睡眠時間が低下する傾向にあるので、8時間以上くらいから抑うつ傾向が上がります。

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 最後に糖尿病。
 6時間以上7時間未満が最低と、他のものに比べ、若干最低になる睡眠時間が下がっていますが、それでも6時間未満の睡眠時間では発症率が上がってきます。交感神経が有意な時間が長いほど、肥満にもなりにくく、糖尿病にもなりにくいように思いますが、そうではないようです。

 以上の結果から、我々凡人は6時間~8時間程度の睡眠時間は確保した方が良いと言えるでしょう。

 もちろんあなたが悟りを開いたとか、ショートスリーパーだとか、スーパーサイヤ人であれば、短時間睡眠でも良いでしょう。