群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

交通安全

 平成29年に警察庁から出された交通死亡事故の報告では、10年前と比較して運転中、歩行中、二輪乗車中、自転車乗用中いずれにおいても、死亡事故は減少傾向にあるとのことでした。

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 このうち歩行中の交通事故による死者数も減少していますが、年齢別の内訳を見ると、年を重ねる毎に人口10万人あたりの死亡者が多くなる傾向にあり、80歳を超える方が一番多くなっています。
 年を重ねる毎に、視力や聴力が落ちていき、周囲への注意が向きにくくなることも大きな原因と考えます。

 リハビリにおいても、この年齢層の方々へ関わる機会が増えていますので、ただ”歩けるようになった”という事だけに目を向けず、「車が後から近づいていないか」、「道を横断する際に車との距離感と自身の歩く速度を考えて横断できるのか」、「自転車が向かってこないか」など、歩きながら同時にいくつかの事を考えられれば、交通事故に遭うリスクも減らせると思います。
 よく病棟でのADLが自宅での生活につながらないということをお聞きします。
 このような環境面での大きな違いが、ADLを困難にするのかもしれません。