群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

骨折を予防しましょう

 大腿骨頸部骨折とは、太腿の付け根の骨折です。

 この骨折は立っている高さから受傷することが一番多いとされ、下のグラフにもあるように、つまずきで受傷し、屋内での怪我が6割を占めます。

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 一般的にイメージする”高いところから落ちる”や”交通事故”などにより受傷する割合はかなり低いという特徴があります。

 よって、自宅内の動線の確保や、段差の解消に注力することがこの骨折を防ぐことに繋がります。

 また、高齢者の受傷が多い事からも、もう一つの特徴があります。

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 この骨折は、一年ごとに死亡率が1割ほどみられることです。

 これは明らかに健常者の死亡率を超えており、体力が低下した結果、骨折に至り、廃用症候群が進みやすくなるのか、死亡リスクが高くなっていると言えるでしょう。

 頸部骨折の患者さんはリハビリしたくない方もいらっしゃいますが、歩けるようになることだけを考えてリハビリしていると、体力の上乗せがなく、死亡リスクも変化がない状態であると考えられます。

 従って、今後の健康寿命を伸ばすためにも、回復期リハ病棟で積極的なリハビリを行う必要があると感じています。一緒に頑張ってください。