口や鼻から入ってきたウイルスは、粘膜上の粘液にからめ取られ、線毛の流れに乗ってのどへと集められ、せきや痰と一緒に体外へ排出されます。
カゼやインフルエンザのウイルスは粘膜細胞で増殖しますが、吸い込んだウイルスが粘膜へ侵入しないように線毛が守っています。予防には、線毛の働きを正常に保つことも大切です。
線毛の働きは低温と乾燥で低下します。それがカゼやインフルエンザの感染リスクを高めます。
体内水分量の低下も感染リスクを高めます。
線毛が最も活発に働くのは37~38℃で、気温が低下して体が冷えると、線毛の動きは鈍くなります。また、空気の乾燥は、体の水分を奪う原因にもなっています。
これが線毛の働きには致命的といえるようです。
水分が不足すると、粘液の粘り気が増し、線毛の動きが悪くなります。
その結果ウイルスが排出されにくく、粘膜細胞にウイルスが入り易くなるそうです。
従って、空気の乾燥を防ぐことも一つの方法ですが、それ以上にこまめな水分摂取が大切といえます。
さらにその水分が、以前ご紹介した緑茶だとなお良いと思います。
さらに
緑茶にはこんな効果もありました。
症状も緩和してくれるようです。
当院のリハ部職員に言っている一言で締めます。(ちょっと脚色してますが・・・)
風邪ひいて 有給休暇 使うより 遊びで休暇 家族の笑顔