昨日とタイトル変わらないじゃんと思ったあなた。
かなりの群馬リハマニアです。
今日は、免疫と運動について少しお話しします。
免疫機能の働き
私たちの身の回りには、細菌やウイルスなど、身体に有害なものがたくさん存在しています。そのような物質にさらされても病気にならないのは、それらの有害な物質を身体から排除する、免疫という防御システムがあるためです。 この防御システムは運動によって変化します。
下の棒グラフのように、トレーニング強度によって免疫機能が変化するといわれています。
グラフのように運動を習慣化している方が一番免疫力が高く、風邪やインフルエンザになりにくいとされ、運動しすぎの状態では風邪もひきやすくなります。
上の図のように、運動中は免疫力が上昇しますが(縦軸が免疫力)、強い運動ではその後の低下も大きく、中等度の運動ではその後の免疫力低下も押さえられます。
例えば、長距離を全力で走るような運動の場合、運動後このオープンウィンドウの部分で免疫力が低下し、インフルエンザに罹りやすくなります。
日常生活活動練習や通常の歩行練習は、中等度以下の運動ですので、これで免疫力低下に陥ることはありません。
安心してリハビリを行ってください。
この中等度以下の運動は、おしゃべりをしながら、少し汗をかく程度の運動です。これを習慣化することで、免疫力は高くなり、風邪やインフルエンザに罹りにくくなります。
運動によって免疫機能を上げるポイントは、
① 運動を習慣化することが免疫機能を増加させる。
② 運動は楽しみながら行う。
ということが言えます。