群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

糖尿気味の方、増えましたよね

血糖値とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の違い

 

 血糖値は、血液検査を行った時点での血糖状態を表す数値です。従って、血液検査が食前なのか食後なのかによって数値が変動します。HbA1cの数値は、過去1カ月~2カ月の血糖状態を表します。そのため、検査当日の血糖値よりも血糖の状態を正しく把握することができるといわれています。

 例えば、検査した日は血糖値が下がっていますが、1カ月前よりHbA1cの数値は上がっているということがあります。この場合、検査した時間帯にたまたま血糖値が下がっていただけという可能性があり、本当は1カ月間血糖状態が悪かったといえます。


 これを踏まえて下の比較を見ていただきたいと思いますが、総エネルギー量は変えずに、朝食を増やして夕食を減らすという指導をし、一年後のHbA1cを比較したものです(一番左)。

 朝食と夕食のエネルギー量は右の二つのグラフで表されていますが、HbA1cの値が8.0以上という重症の糖尿病では、特に大きな血糖値の改善がみられています。摂取量は変わっていないはずなのにです。

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 ここにも書いてありますが、日本人の夜型生活が糖尿病増加の一因であり、朝しっかり栄養摂取して、夜は軽く済ませることでも、生活習慣病(糖尿病)の改善に繋がりそうです。