生活習慣を見直しましょう。
とはよく言われますが、どんな意味があるのでしょうか。
食事の面から、時間栄養学の発端となった自治医大の報告があります。
古い報告ですが、2年間どちらも朝食摂取者の方が平均順位が高いという結果です。
脳のエネルギー源はグルコース(ブドウ糖)です。
朝食は海馬(記憶に関係の深い脳の部位)のグルコース量を増やすことで成績が向上したとしています。
同じく、小中学生でもこんなものがあります。
これは朝食摂取の頻度と学業成績です。5教科すべてで朝食をほとんど摂らない群で得点が最下位です。必ず食べる群が最も成績が高いと言えます。
中高年では学業成績とは関係ないから・・・と言われそうですが、学業成績ではなく、脳機能と考えれば、しっかり働いた方が良いでしょう。
普段の生活でも、入院中でも、朝はきちんと起きて朝食を摂った方が、頭も働き易くなるといえるでしょう。