群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

朝食摂取に関する続報

 スペイン、マドリードの多国籍銀行の本社に勤務する従業員4,082人を対象とした研究

 

 朝食を食べずに済ますことが、無症候性アテローム動脈硬化症発症リスクの大幅な増加に関連する

 

3種の摂食パターンを定義し、


1.「朝食抜き」。1日の総エネルギー摂取量の5%未満を朝に取る。ミルクの有無にかかわらずコーヒーのみ、あるいは他のノンアルコール飲料のみで済ます朝食を指す。


2.「低エネルギー朝食」。1日の総エネルギー摂取量の520%を朝に取る。コーヒーと菓子パンやトーストを摂取する朝食に相当する。


3.「高エネルギー朝食」。1日の総エネルギー摂取量の20%超を朝に取る。

とした。

 

朝食抜き群は腹部大動脈にプラークを有する割合が高く(オッズ比:1.79)、頸動脈(OR1.76)および大腿動脈(OR1.71)にプラークを有する割合も高かった。


  プラークとは?
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内膜の斑状肥厚性病変をプラークといいます

 朝食抜き群はまた、高エネルギー朝食群と比べ非冠動脈性アテローム動脈硬化症の有病率も高く(OR1.55)、全身性アテローム動脈硬化症の有病率も高かった(OR2.57)。

 

 低エネルギー朝食群では、高エネルギー朝食群と比べ頸動脈アテロームプラークのリスクが高く(OR1.21)、大腿動脈プラークのリスクも高かった(OR1.17)。

 

 朝食を抜くことは、「従来の心血管リスク因子の存在とは独立的に、非冠動脈性および全身性アテローム動脈硬化症の有病率増加と関連する」と結論付けている。

 

「先人たちは常に健康的な朝食を食べるようわれわれに教えてくれていて、それが単なる老人の忠告ではないことが本試験によって明確に示された。十分な量の朝食を取れば動脈がより健康になる、というのは健康についての良いアドバイスである」

 

 また、「朝食は王様のように、昼食は王子のように、夕食は貧民のように食べよ」という古い格言があるが、「これは古いことわざではあるが、われわれの食習慣がいかにあるべきかを強調しているものである。本試験や、論説において報告した他の試験では、朝食が1日の食事の中で最も重要であり、それに注意を向けるべきだという事実が明確に証明されている」

 

 朝ご飯食べない生活が何年か続いていたけど、

 食べてみようかな・・・。